【MLB】ヤンキース田中、今季の目標は「200イニング」。万全の状態で2016年シーズンへ
メジャー3年目を迎える田中将大は今シーズンの目標として200イニング到達を掲げた。オフには楽天時代からあったという遊離軟骨を除去。渡米当初に近い万全の状態でキャンプインを迎える。
2016/02/19
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シーズンを通して健康な状態を保つ
今月15日に待望の第一子が誕生、最高の形でキャンプインを迎えることとなったヤンキースの田中将大投手。記念となるシーズンの目標として田中は楽天時代の2013年以来となる「200イニング」を目標に掲げた。MLB公式サイト『MLB.com』がメジャー3年目のシーズンに臨む田中を報じている。
“The goal is to go 200 innings, and I think that the important part is to be healthy enough to pitch throughout the season,” Tanaka said through an interpreter.
「ゴールは200イニングです。シーズンを通して投げ切れる健康な状態を保つことが重要だと考えています」と田中は通訳を通して語った。
夫人の出産に立ち会うため、ニューヨークに滞在していた田中は、今週木曜日にキャンプ地であるフロリダのスタインブレイナー・フィールドに到着。調整を進めるヤンキースのバッテリー陣に再合流した。
そこでメジャー3年目を迎える右腕は、今シーズンの目標としてメジャーではいまだ未到達の200イニングを掲げたという。
日本では2011年、2013年と2度200イニングをクリアした田中だが、メジャー移籍後は故障に見舞われ続けている。
メジャー1年目は前半戦で好成績を上げるも右肘靭帯の部分断裂により、7月に故障者リスト入り。終盤に復帰するもイニング数は136回1/3と先発投手としては物足りない数字に終わった。
昨シーズンは序盤に手首と前腕、終盤にハムストリングを負傷、1年目を上回る24試合に先発したもののイニング数は154回と2年連続で規定投球回(162回)を下回っている。