【アメリカの眼】「ここが僕のチーム」今季終了後FAを迎える田澤純一、レッドソックス残留を熱望
ボストン・レッドソックスの田澤純一はキャンプイン前日にボストン地元紙の『ボストン・グローブ』のインタビューに答え、昨シーズン終盤の起用への感謝の思いを語り、今季終了後FAとなる去就についても思いを語った。
2016/02/20
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今季終了後FAもレッドソックス残留を熱望
ここ4シーズン、田澤はレッドソックスにとって貴重なリリーフ投手となっており、大事な場面での起用が多かった。
今年はクレイグ・キンブレル、カーソン・スミスをトレードで獲得したことによりチームにとっては試合終盤での選択肢が増えた形となった。キンブレルが抑え、上原が8回を任されることから、田澤とスミスが7回を担うことになるだろうとエイブラハムは予想する。
29歳の田澤は今季終了後にFAとなる。エイブラハムはセットアップマンへの複数年契約は稀だと言うが、田澤は残留を希望していることを口にした。
“I need to do my job like I always do. But I do want to stay here. That is important to me.”
「いつものように仕事をしっかりしないといけない。だがここには残りたい。それは自分にとって大切なことだ」
残留の意向を口にした直後にそのコメントを強調するように言われたと、エイブラハムは振り返った。田澤はレッドソックス残留の気持ちをさらに強調した。
“Please mention that, I want to stay here. This is my team.”
「絶対に書いてくれ。ここに残りたい。これが自分のチームだ」
出典: Junichi Tazawa appreciates the extra rest in Boston Globe by Peter Abraham on February 18, 2016