【アメリカの眼】キャンプ出遅れも名将が語るベテラン上原への信頼。「クローザーを外れても良い仕事をしてくれる」
キンブレルの加入で今季から8回を任されることになる上原浩治。ファレル監督は上原が渡米以来、3チームで見せてきた適応力の高さに大きな期待を寄せている。
2016/02/20
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キャンプは出遅れ
現在では、クローザーのイメージが強い上原。
しかし渡米1年目はオリオールズで12試合に先発投手として登板。怪我の影響もあって翌年以降はリリーフに転向、オリオールズそしてレンジャース(2011年シーズン途中に移籍)で時にはクローザー、時にはセットアッパーとしてチームに貢献してきた。
“He’s been a very good pitcher regardless of the role, and he’s a veteran. He knows himself and what he needs. We’re confident whether it’s the ninth inning of a given day or earlier than that, he’ll pitch very well.”
「浩治は役割に関わらず非常に良い投手だ、そして彼はベテランでもある。自分自身のこと、そして何が必要であるかは彼自身がよく知ってるはずだ。我々は勝ちゲームの9回であろうと、それより早い回であろうと、彼が素晴らしいピッチングをしてくれることを確信している」
現地19日にキャンプインしたレッドソックス。上原は頭痛のため19日の全体練習を欠席。ファレル監督は「念のため彼に2日間の休養を与えたい」として20日の練習も欠席させるつもりだという。
キャンプイン早々アクシデントに見舞われるも、監督からの信頼は変わらない。
メジャー最強守護神にバトンを渡すセットアッパーとして、上原には2016年もフル回転の期待がかかる。
出典:John Farrell doesn’t expect Koji Uehara to have problems with new role by Rick Weber in ESPN on Feb.19 2016