【アメリカの眼】元楽天のアンドリュー・ジョーンズが正式引退発表、ブレーブス殿堂入り。引退後は指導者の道も
元楽天のアンドリュー・ジョーンズがアトランタ・ブレーブスのキャンプで球団の殿堂入り、そして引退を正式に発表した。
2016/02/26
Getty Images
シューホルツ球団社長も球団殿堂入り
東北楽天ゴールデンイーグルスでもプレーしたアンドリュー・ジョーンズは、アトランタ・ブレーブス殿堂入りの発表とともに現役引退を表明した。スプリングトレーニングではブレーブスの特別コーチを務めることもキャンプ地のレイク・ブエナビスタで報道陣に自ら発表した。
ジョーンズは16歳でブレーブスと契約し、12シーズンアトランタでプレー。2007年シーズン終了後にFAでチームを去るが、ゴールドグラブ賞10度受賞からも守備力の高さは一級品だった。そのうち8つはブレーブスの14年連続プレーオフ出場の最後の8年間に受賞した。
殿堂入りしているグレッグ・マダックス、トム・グラビン、ジョン・スモルツの3投手は機会があるたびにジョーンズの守備力を称えていたと、『アトランタ・ジャーナル&コンスティテュショーン』のデビッド・オブライエン記者は報じている。
この日ジョーンズとあわせてブレーブス殿堂入りが発表されたジョン・シューホルツ球団社長は、ジョーンズの功績について話した。
“He played defense great, saved a lot of runs for those pitchers, and they were the first to admit that. And then you’d see him on the base paths ? when he didn’t hit a home run ? he could steal a base, he could go from first to home easily. He had all the skills, and he worked hard at making them better throughout his career. I’m really honored to go into the Braves Hall of Fame with someone the caliber of Andruw Jones.”
「彼は素晴らしい守備のプレーで投手陣の失点を多く防ぎ、彼らもそれは一番に認めるだろう。本塁打を打たなくても、彼は塁上で盗塁、そして楽に一塁からホームまで駆け抜けていた。全ての才能を持ち合わせ、キャリアを通してそれを向上する努力を続けていた。アンドリュー・ジョーンズのような優秀な人間と一緒にブレーブスの殿堂入りすることを光栄に思う」