日本人メジャーリーガー、歴代最多勝投手は? MLB通算勝利数ランキングトップ5
2023/04/08
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近年のメジャーリーグでは、日本人投手が目覚ましい活躍を見せている。2022年もダルビッシュ有が16勝、二刀流の大谷翔平が15勝をマーク。新たにメジャーリーガーとなった千賀滉大、藤浪晋太郎も先発投手として大きな期待がかかる。ここでは、日本人のMLB通算勝利数ランキングトップ5を紹介する。(※2022年終了時点)
第5位 岩隈久志(63勝)
MLB通算成績:150試合(883回2/3)、63勝39敗、714奪三振、防御率3.42、WHIP1.14
岩隈は、NPB時代に近鉄、楽天のエースとして活躍した。最多勝にも2度輝くなど12年間で107勝を積み上げ、2011年オフに海外FA権を行使してメジャー移籍。マリナーズに活躍の場を移した。
メジャー1年目の2012年から8勝を挙げ、この年記録した防御率(2.67)は球団新人記録となった。翌2013年は前半戦から好投を続け、最終的に14勝、防御率2.66の好成績。サイ・ヤング賞投票でも3位に入る躍進を見せた。
2015年には、8月12日のボルティモア・オリオールズ戦で野茂英雄以来、日本人選手2人目の無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成。2016年にはMLBではキャリアハイとなる16勝をマークした。
2017年以降は右肩の故障で戦線離脱。その後は復活が叶わず、翌年のシーズン終了後に退団となったが、6年間で3度の2桁勝利を記録し、計63個の勝ち星を積み上げた。