日本人メジャーリーガー、歴代最多勝投手は? MLB通算勝利数ランキングトップ5
2023/04/08
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第3位 黒田博樹(79勝)
MLB通算成績:212試合(1319回)、79勝79敗、986奪三振、防御率3.45、WHIP1.17
NPB時代には“ミスター完投”の異名を取った黒田。エースとして低迷期にあった広島東洋カープを支え続け、2005年には最多勝(15勝)のタイトルも獲得した。11シーズンで計103勝を挙げ、2007年オフに満を持
メジャーでは、速球主体の投球から動くボールを軸に打たせて取るスタイルへモデルチェンジした。移籍1年目の2008年から9勝を挙げると、2010年も負け越したものの、初の2桁11勝をマーク。防御率も3点台前半と安定した数字を残した。
2012年からはニューヨーク・ヤンキースに活躍の場を移した。同年は7月18日のトロント・ブルージェイズ戦でMLB通算50勝に到達すると、キャリアハイの16勝と好成績を残し、チームの地区優勝に大きく貢献。常勝軍団でも、先発ローテーションに欠かせない存在となっていた。
その後もコンスタントに勝ち星を積み上げ、2010年から5年連続2桁勝利、7年間で通算79勝を記録。2015年からは古巣・広島に電撃復帰し、翌2016年にはチームに25年ぶりのリーグ優勝をもたらした。