大谷翔平、2人分のスーパースターだがエンゼルスでは…海外メディアが危惧「どんなに良い仕事をしたとしても…」【海外の反応】
2023/04/13
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大谷翔平 最新情報
スペインメディア『メリディアーノ』が、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手について言及し、二人分のスーパースターの価値がありながらも、球団が生かしきれていないと指摘した。
大谷は2021シーズンに46本塁打を放ってア・リーグMVPに輝くと、昨季は投手として15勝9敗、防御率2.33、219奪三振をマーク。打者としては34本塁打、打率.273、OPS.875(出塁率.356 + 長打率.519)を記録する活躍を見せた。
さらに、今季も序盤から好調で、投手・大谷の防御率は驚異の0.47。昨季から10試合連続で2失点以下をマークし、レジェンドのノーラン・ライアン氏を超えてチーム記録を更新している。それだけでなく、打率3割という打者・大谷の成績も驚きだ。
同メディアによると、大谷は開幕戦からの11試合でWAR1.6を叩き出しており、この調子で行けばシーズンを通してWAR23.6になる計算になるという。同メディアは「この統計は、日本人が球史に残る最高のシーズンを送る可能性を示している」と、期待した。
その一方で「この日本人は現在、メジャーで最高の投手と打者の一人だ。まるで、エンゼルスが一人分の契約金で二人分のスーパースターを得たかのようだ。しかし、彼がチームに加わってから、まだそれを生かしきれておらず、ポストシーズンに到達できていない。大谷とマイク・トラウトがどんなに良い仕事をしたとしても、エンゼルスはプレーオフに出場する運命には無いようだ」と伝えている。
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