最悪の”超大型契約”に…メジャーリーグ、不良債権となった大物選手6人。今世紀最悪の獲得例に
2024/06/07
Getty Images
パトリック・コービン(ワシントン・ナショナルズ)
・ポジション:投手
・投打:左投左打
・身長/体重:193㎝/101㎏
・生年月日:1989年7月19日
移籍1年目に世界一に大きく貢献したパトリック・コービンだが、以降は大きく成績を落とし、不良債権と化している。
アリゾナ・ダイヤモンドバックス時代には、3度の2桁勝利を記録。2018年には開幕投手を務めるなど、エースとして活躍したコービン。
同年オフに6年1億4000万ドルの大型契約でワシントン・ナショナルズに移籍した。
移籍1年目は33試合(202回)を投げ、14勝7敗、防御率3.25の好成績を残し、球団初となるワールドシリーズ制覇の原動力となった。
しかし、その後は成績が急降下。2021年は9勝16敗、防御率5.82と大きく負け越すと、翌2022年には6勝19敗、防御率6.31とさらに数字が悪化した。
開幕投手を任された2023年も10勝15敗、防御率5.20。2桁勝利こそ挙げたものの、契約に見合った成績とは言い難い数字に。2024年も先発ローテーションを回っているものの、精彩を欠いている。
2019年シーズンの輝きを取り戻せなければ、大型契約は失敗と言わざるを得ないだろう。