最悪の”超大型契約”に…メジャーリーグ、不良債権となった大物選手6人。今世紀最悪の獲得例に
2024/06/07
Getty Images
エリック・ホズマー
・ポジション:内野手
・投打:左投左打
・身長/体重:193㎝/103㎏
・生年月日:1989年10月24日
2015年にカンザスシティ・ロイヤルズをワールドチャンピオンに導く活躍を見せたエリック・ホズマー。超大型契約を手にしたが、契約を全うできずに現役を退いた。
2008年MLBドラフト1巡目(全体3位)でカンザスシティ・ロイヤルズに入団。2011年にメジャーデビューを果たすと、そのまま一塁の定位置を奪取。2017年には全162試合に出場し、打率.318、25本塁打、94打点の好成績で初のシルバースラッガー賞に輝いた。
同年オフにFAとなると、サンディエゴ・パドレスと8年総額4400万ドルの大型契約を締結した。移籍2年目には22本塁打を放ったが、以降は20本塁打以上を記録するシーズンはなく、軒並み成績を落とした。
2022年途中にボストン・レッドソックスにトレード移籍となったが、14試合出場で打率.244に終わり、同オフに事実上の戦力外(DFA)に。
2023年からシカゴ・カブスへ移籍したが、5月にDFAとなり、他球団とも契約を結べないままシーズンが終了。結果的に同年限りで現役を引退することとなった。
また、パドレス時代に結んだ長期契約により、契約満了までの残り2年間は、年俸が支払われることとなっている。