大谷翔平のFA争奪戦、今季好調で激化必至? 敵地でも天才ぶり披露。米メディア「ファンに夢を見る機会を与えている」【海外の反応】
2023/05/05
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大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスと契約延長しない場合、大谷翔平選手は2023年オフにフリーエージェント(FA)になる。激しい争奪戦になることが予想されているが、敵地でも類稀な才能を見せつけていることで、競争激化は必然となりそうだ。米メディア『スポーティングニュース』は、大谷のツアーが開催されていると報じた。
大谷は過去2シーズンで急激に自身の評価を高めている。2021シーズンはア・リーグMVPを受賞し、昨季は二刀流として史上初のダブル規定に到達。今季は序盤から好調で、ベーブ・ルース氏以来となる「500奪三振&100本塁打」を達成した。
現地時間3日(日本時間4日)に行われた敵地セントルイス・カージナルス戦では「3番・投手」として二刀流出場を果たしたが、同メディアによると「大谷が初回に登板したとき、ブッシュ・スタジアムのファンから素敵な拍手をもらった」とのこと。もはや、大谷は野球界全体のスターと言えそうだ。
同メディアはタイトルに「大谷翔平の2024フリーエージェントツアーがセントルイスで開催された」とつけ、「ファンに夢を見る機会を与えている。来年、大谷がエンゼルスの赤ではなく、カージナルスの赤を着てブッシュ・スタジアムでプレーする可能性を、カージナルスのファンが想像することは簡単だ」とし、相手ファンでさえも、自分が応援する球団で大谷がプレーしている姿を思い描くと伝えている。
現実的には、大谷がカージナルスに移籍する可能性は低いかもしれない。それでも、同メディアは「確かに長い道のりだ。とてもとても長い道のりだ(お金がそうさせるだろう)。しかし、エンゼルスに留まる可能性は低いため、どんなファンでも、この瞬間だけは夢を見ることを許される」とした。敵地で天才ぶりを披露するたびに、ファンだけでなく、相手球団の幹部も大谷の虜になるかもしれない。
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