大谷翔平所属のエンゼルス、チームの欠点は? 米メディアが言及「この問題は非常に大きい」【海外の反応】
2023/05/19
Getty Images
大谷翔平 最新情報
米メディア『ブリーチャーレポート』が、「MLBで最も投手の人材育成に優れているのはどの組織?」と題し、投手育成が苦手なチームから得意なチームまでを順位付けした。大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンゼルスは「投手育成が苦手」な部類に入っている。
エンゼルスは今オフ、ロサンゼルス・ドジャースからタイラー・アンダーソン、コロラド・ロッキーズからカルロス・エステベスを補強するなど、数人の投手をチームに加えて強化を図った。しかし、投手の間でレベルの差が垣間見え、中継ぎで大崩れする試合もいくつかある。
同メディアはエンゼルスについて「投手は長年の課題であり、状況は好転しつつあるが、パトリック・サンドバルとリード・デトマーズしか評価できる投手はおらず、特に大谷翔平が入団前にすでに日本で確立されたスター選手だったことを考えると、この問題は非常に大きい。2021年のドラフトで20人全員を投手に指名したのは、球団として初めてのことであり、それがいかに大きな問題であったかを物語っている」と分析した。
その一方で、投手育成が得意なチームとして、タンパベイ・レイズを1位に選出している。レイズに関しては「彼らは自前の投手を育てるだけでなく、他球団のダイヤモンドの原石を見つけることに関して、リーグの他の誰よりも本当に優れているのだろうか?その答えはイエスである」とし、「投手はここ何年もレイズの生命線であり、彼らは一貫してほとんど自分たちが育てた選手で組織を構築してきた。レイズには脱帽だ。誰もこれ以上うまくやれない」との評価を下している。
【了】