【MLB】「イチローはもはや相手投手にとっての脅威ではない」3000本到達せずと今季予測も
現地サイトがマーリンズの控え戦力を分析。42歳のイチローはBABIPの低下に見られるように衰えが隠せないとしている。
2016/03/10
Getty Images
控えがベテラン頼みのマーリンズ
『SBネーション』が今季のマイアミマーリンズの控え戦力を分析している。第4の外野手のイチローを筆頭に、バックアップとしては実績のあるベテラン選手が中心だ。
The Marlins have stocked their bench mostly with veterans with some name recognition but minimal Major League talent left in the tank.
マーリンズの控え選手はほとんどがベテラン選手で、彼らはそれなりに知名度があるが、もはやメジャーリーガーとしての余力は最低限しか残っていない。
記事は辛辣な表現から始まっている。
マーリンズは、スタメンには昨季の首位打者&盗塁王のディー・ゴードンや怪我さえなければメジャーナンバーワンのホームラン打者のジャンカーロ・スタントンら、若くかつ実績のある選手が連ねている。しかし、ベンチの層は厚くないとしている。
理想的な控え構成は、これからポジション獲得を狙う若手とベテランがうまくミックスされていることだが、マーリンズはその編成がうまくいっていない。この状況はマイナー組織に人材を欠く現状も反映している。ベテランの経験は頼もしい。しかし、彼らは中期的には構想外だ。
イチローに関しては以下のように述べられている。
Ichiro is the team’s primary backup outfielder and he too figures to get plenty of playing time as the team’s replacement for any of the corners and at designated hitter in AL games.
イチローの役割は第4の外野手だ。レフトやライトの控えとして、アリーグ球団主催ゲームでの指名打者として、それなりの出場機会を得るだろう。
しかし、42歳のイチローのパフォーマンスへの期待度は決して高くない。「打者としてはもはや脅威ではない」としている。衰えの根拠としては、BABIPの低下が指摘されている。