大谷翔平、王者球団への移籍も!?トレードとFAの可能性に米メディア「彼を獲得するには…」【海外の反応】
2023/06/12
Getty Images
大谷翔平 最新情報
大谷翔平選手はロサンゼルス・エンゼルスから7月末までにトレードで放出されず、2023年オフに契約延長しない場合、フリーエージェント(FA)になる。様々な移籍先が予想される中、米メディア『スポーツイラストレイテッド』のマシュー・ポスティンス記者は、昨季王者のヒューストン・アストロズが大谷を獲得する可能性について報じた。
現在のアストロズの先発投手陣には不安があり、本拠地のミニッツメイドパークは大谷が本塁打を量産できる可能性のある球場の一つだ。さらに大谷を獲得できればチケット代の売り上げが増えることも考えられるため、アストロズは大谷を欲する可能性が高い。
しかしトレードで獲得することを考えると、その可能性は低い。アストロズのマイナーリーグシステムはMLBで27位にランクインしており、No.5のプロスペクトは捕手のコリー・リーだ。エンゼルスはすでにローガン・オホッピ捕手という有望株がいるため、お互いの補強ポイントは一致しない。
FAを考えても難しい可能性がある。アストロズの年俸は贅沢税の基準まで1億ドル(約139億円)近く下回っている。しかしアストロズは来年に調停を迎える多くの選手を抱えており、テレビ放映から得られる収入も期待できず、大谷に資金を費やすのは難しい。
このアストロズの現状に対してポスティンス氏は「大谷を獲得するには、多くの有望株や高額な年俸が必要だ。しかし、アストロズにはその余裕が無いかもしれない」と言及した。
【了】