大谷翔平のFA争奪戦、メッツが移籍先候補から除外もある? 米メディア「プレーオフ進出を逃した場合…」【海外の反応】
2023/06/14
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大谷翔平 最新情報
大谷翔平選手はロサンゼルス・エンゼルスと契約延長しない限り、2023年オフにフリーエージェント(FA)になる。その場合の移籍先候補の一つとしてニューヨーク・メッツが浮上しているが、現状を打破できなければ選択肢から外れる可能性があるようだ。米メディア『ライジングアップル』が報じている。
大谷の契約金は史上最高額の5億ドル(約700億円)以上になることが予想されているため、メッツやロサンゼルス・ドジャースなどの金満球団が移籍先の最有力候補だ。しかし、メッツにとっては、資金面ではなく、別の点で不利になる可能性がある。
メッツは12日(日本時間13日)の時点で31勝35敗のナ・リーグ東地区4位につけている。首位のアトランタ・ブレーブスとは9ゲーム差であり、プレーオフ進出は厳しい状況だ。
同メディアは、大谷の考えを分析。まず、契約金に関しては「必ずしも最も高い金額を提示するチームを選ぶとは限らない」とし、重要ではないと伝えている。次にチームの場所については「彼は西海岸が好きだと言われており、理論的にはドジャースとサンディエゴ・パドレスが候補に挙がる」とした。
チームでの快適性においては「真のユニコーンとしての地位を確立した今、大谷は同胞と一緒にいることを好むかもしれない。千賀滉大投手がチームにいることは、メッツにとって利点となるだろうし、メッツのゼネラル・マネージャー(GM)はエンゼルス時代にGMとして大谷を獲得したビリー・エップラーだ。2人の親しい顔ぶれがあることは、メッツへ行く動機となるかもしれない」と報じている。
そして、一番重要なポイントとして「大谷はメジャーリーグでのキャリアの中で信じられないような活躍をしているが、チームとしての成功は今のところ得られていない。彼は間違いなく、プレーオフに進出して優勝する経験を望んでいる。メッツは大谷が求める多くのものを持っているが、もし、メッツが勝率5割以下の成績でプレーオフ進出も逃した場合、彼がメッツを選ぶ可能性は低くなる」と結論づけている。
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