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【MLB】カープ時代から絶賛されていたドジャース・前田健太の類稀なコミュニケーション能力

前田健太がオープン戦2試合続けて無失点に抑え、順調なスタートを切っている。チームメイトともコミュニケーションをとって、チームに溶け込んでいるようだ。

2016/03/13

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Getty Images



チームに溶け込み、調整も順調

 青いマエケンが新天地で順調な調整を続けている。ドジャース・前田健太投手は10日(日本時間11日)のアスレチックス戦で3回を2安打無失点に抑え、オープン戦2度目の登板で初勝利をマーク。ダイヤモンドバックスを相手に2回2安打無失点とした前回の初登板と比較すれば、この日は2四球を与え、3回には得点圏に走者を進めてしまうなどやや手こずった。しかし、要所を締めながらキッチリと切り抜けたところはさすがと言っていい。
 
 プレー以外でもすばやい順応力を見せているようだ。
 新たなチームメイトたちと談笑するシーンは日本のメディアでも多く取り上げられている。たとえば、前田がルーチンワークとしている肩甲骨周辺の筋肉をほぐす「マエケン体操」をスコット・カズミアーやイアン・トーマスら同僚投手たちも早速習得しようと懸命になっているとの話題が、つい先日も報じられていた。
 
 その習得の成果をカズミアーらから披露された前田が満面の笑みを浮かべ、親指を立てながらのサムアップポーズとともに「グッド!」と賞賛していた映像は複数の民放局のスポーツニュースでも取り上げられ、見ていて非常に微笑ましかった。お互いが打ち解け合って、2016年のドジャースは非常にいいムードが出来上がりつつある。
 
 練習中も前田は、英語だけでなくスペイン語で中南米系の選手たちに話しかけるなど積極的にチームへ溶け込もうとしている様子だ。なるべく通訳を頼らずフェース・トゥ・フェースで対話しようとする姿勢は素晴らしい。

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