大谷翔平を残留させるために必要なのは!? 米メディアが4つの要素を指摘「挑戦の始まりに過ぎない」【海外の反応】
2023/06/21
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大谷翔平 最新情報
大谷翔平選手はロサンゼルス・エンゼルスと契約延長しない限り、2023年オフにフリーエージェント(FA)になる。勝つことを望んでいる大谷が残留するには、プレーオフ進出が必要だ。そこでエンゼルスがプレーオフに進出するために必要なことを米メディア『CBSスポーツ』のマイク・アクシサ記者が報じた。
今季が始まって2ヵ月間は勝率が5割前後といつものエンゼルスのように見えた。しかし6月は過去14試合で11勝をあげるなど、調子が上向きだ。プレーオフ進出も見えており、今季は記念すべき年になる可能性がある。
アクシサ氏は、エンゼルスがこの調子を維持してプレーオフ進出するために必要なことを4つ挙げた。一つ目はマイク・トラウト外野手とアンソニー・レンドン内野手の活躍だ。レンドンは現在、IL入りとなっているが早期復帰できるかが鍵となる。
二つ目は先発投手陣の強化だ。昨年は6位だった先発投手陣の防御率が今季は21位と低迷している。また、6人目の先発投手を固定できずにいることも不安定にしている要因だと考えられる。
三つ目は一塁手の固定である。今季エンゼルスは一塁手を6人起用しており、全員を合わせたOPSは79+と26位に位置している。なお、アクシサ氏は一塁手がエンゼルスの最大の弱点だとしている。
最後は直接対決に勝つことだ。もしワイルドカードで同順位となった場合、直接対決の成績によってプレーオフ進出できるかどうかが変わる。特にヒューストン・アストロズ、ニューヨーク・ヤンキース、シアトル・マリナーズ、トロント・ブルージェイズとの試合は重要だ。
アクシサ氏はエンゼルスについて「最近は非常にいい試合をしている。しかし、これはポストシーズンへの挑戦の始まりに過ぎない。まだまだ野球は続く」と言及した。
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