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【MLB】セットアップへ配置転換の上原浩治、「球界有数のブルペンで自らの立場を掴む」

上原浩治は今季セットアップに回るが、配置転換を引きずることはない。関心は開幕に向けた調整と新しい役割でのチームへの貢献に向けられている。

2016/03/15

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超強力ブルペン陣が形成されたレッドソックス

 ボストンレッドソックスの上原浩治は、現地時間3月12日のマイアミマーリンズ戦で昨年8月以来の実戦登板を果たした。今季はクローザーからセットアップへの配置変えとなるが、「つねに前向きで、故障からの復帰にも悲壮感はない」と、レッドソックスの地元紙『ボストン・グローブ』のニック・カファード記者が報じた。
 
 昨年8月7日のデトロイトタイガース戦で、打球を受けて右手首を骨折しシーズンを終えた。それは、上原にとってボストンでのクローザーの役割の終了でもあった。今季41歳になる上原の年齢も考慮し、レッドソックスは、2015年オフに球界ナンバーワンのクローザーであるクレイグ・キンブレルを獲得した。
 
 その結果、今季上原は8回へ、田澤純一が7回へ繰り上がる。そして6回には昨季マリナーズでブレイクしたカーソン・スミスが入る。超強力ブルペンの完成だ。
 
 上原は、土曜日のマーリンズ戦で1イニングを投げた。6回に登場し三振を2つ奪ったが、3安打1失点という内容だった。この結果に「監督も本人も決して失望していない」と、カファードはコメントを交え紹介した。

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