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【MLB】セットアップへ配置転換の上原浩治、「球界有数のブルペンで自らの立場を掴む」

上原浩治は今季セットアップに回るが、配置転換を引きずることはない。関心は開幕に向けた調整と新しい役割でのチームへの貢献に向けられている。

2016/03/15

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監督や上原も怪我明けの初登板に及第点

「昨年8月以来ということを考えると上出来だった。(3安打も許したが)相手がヒットエンドランを仕掛けてきてゴロが野手の間を抜けていったものだ。スプリットは良かったし、速球の威力もなかなかだった」(ジョン・ファレル監督)
 
 記事ではさらに、「上原は楽天的な性格の持ち主(a happy-go-lucky sort)で、キンブレルの加入による配置転換もしっかり受け入れている」と説明した上で。本人の関心は、復帰に向けた自らの調整に向けられていると指摘。
上原も通訳を介し「すごく気分は良いです。久しぶりにマウンドに上がり、体のどこにも異常は感じられなかった。決め球はスプリットなので、それがしっかり投げられるようにしたい」と話している。
 
 ファレル監督は故障の影響がないかどうかも慎重に見極める必要があり、以前のアームアクションやスプリットの握りの間隔を取り戻すには、開幕までに6~8試合は投げてほしいと考えているようだ。
 
 しかし、ハイピッチで調整を進める上原は5~6試合でOKだとしている。
またクローザーとしてだけでなくセットアップでも成功を収めてきた本人にとって、この2つの役割の違いは「何もない」と強調。配置転換を引きずることなく、新しい役割でチームへの責任を果たすことを考えている。
 
“I feel that we have a luxury but I need to be on the team to be a part of that so I’m going to try to earn my spot,” he said.
「ウチのブルペンは凄いと思う。その中の一員としての立場を掴まねばならないんです」
 
 
出典:“Koji Uehara’s return puts Red Sox pen in motion”@ The Boston Globe by Nick Cafardo in Mar. 13th 2016

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