大谷翔平のFA争奪戦、プレーオフ進出は優先事項? エンゼルス低迷で「勝ちたい気持ちは年々強くなっている」【海外の反応】
2023/07/11
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大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季中に契約延長しない場合、シーズン終了後にはフリーエージェント(FA)になる。そのため、すでに複数の球団が移籍先候補として浮上し、早くも争奪戦の様相を呈している。同選手が通訳を通じ、自身の去就について言及した。米メディア『ESPN』が報じている。
自分の将来を考える上でプレーオフ進出がより優先事項になっているかどうか尋ねられると、大谷は「勝ちたいと思っているので、その気持ちは年々強くなっている」と、通訳の水原一平氏を通じて語った。また、エンゼルスと契約延長せずにフリーエージェントになる可能性については「これまでフリーエージェントになったことがないので、どうなるかは分からない。前にも言ったように、今は今シーズンに集中している。できるだけ多くの勝利を収めて、ベストを尽くしたい」と、明言を避けている。
大谷は今季、投手として7勝4敗、防御率3.32、132奪三振をマーク。打者としては本塁打ランキングを首位独走する32本のホームランを放っている。しかし、大谷が活躍した試合で勝利を逃す場面は多く、ア・リーグ西地区4位に沈み、エンゼルスのプレーオフ進出は厳しい状況だ。それだけに、より一層勝利に対する気持ちは強くなっているのかもしれない。
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