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【MLB】バラつきが多いイチローの成績予測。3000本安打達成はいつ?

今季は、イチローの史上30人目のMLB通算3000本安打達成の期待が懸かるが、アメリカ国内の今季の成績予測はさまざまだ。

2016/03/21

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イチローの打数は、正外野手の状況次第で変動

 今シーズン、イチローの打率がリストにある予測成績の範囲内だとすると、3000安打の達成には、最も高い打率を予測する『ロトチャンプ』の.259なら251打数、最も低い『ESPNファンタジー・ベースボール』の.233では279打数が必要となる。65安打以上とする3つの予測は、いずれも打数を300以上としている。
 
 昨シーズン、イチローは398打数を記録した。控え外野手という立場は、今シーズンも変わっていない。だとすれば、251打数や279打数にとどまらず、300打数もクリアできると思うかもしれない。
 
 ただ、昨シーズンのマーリンズでは、外野のレギュラーが3人とも、順風満帆ではなかった。ライトのジャンカルロ・スタントンは6月下旬に左手を骨折し、そのまま復帰することなくシーズンを終えた。レフトのクリスチャン・イェリッチは4月と8月にDLに入り、センターのマーセル・オズーナは7月上旬から8月半ばまでAAAで過ごした。
 
 これほど予想外の事態が重なったことからすると、今シーズンのイチローは、打数を昨シーズンの半分近くまで減らしてもおかしくない。そうなれば、3000安打の達成は来シーズンとなる可能性が高い。
 
 もっとも、予測はあくまでも予測に過ぎない。まったくかけ離れた結果になることもある。昨シーズン、イチローが153試合に出場したのが良い例だ。
 
『MLB.com』の「マイルストーン」は、イチローの3000安打達成を7月5日と予測している。この日、マーリンズはメッツと対戦する。もし、42歳のイチローが43歳のコロンから3000本目のヒットを打てば、マイルストーンに華を添えることになるだろう。

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