大谷翔平のFA争奪戦、6億ドルでも足りない? 米メディアが予想「どの球団も払えない可能性がある」【海外の反応】
2023/08/17
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大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスと契約延長しない限り、大谷翔平選手は2023年オフにフリーエージェント(FA)になる。契約金は史上最高額の5億ドル(約728億円)から6億ドル(約873億4000万円)になると予想されているが、それでも同選手の本当の市場価値に見合う金額ではないかもしれない。米メディア『ESPN』が報じている。
大谷は今季、投手として10勝5敗、防御率3.17、165奪三振をマーク。打者としてはア・リーグ本塁打ランキングで首位を独走する41本のホームランを放っている。それだけに同選手の去就は注目されており、今季終了後に激しい争奪戦が繰り広げられることは間違いない。それまでに想定を上回る活躍を続ければ、さらに契約金は跳ね上がりそうだ。
同メディアは、大谷がベーブ・ルース氏と比較されることについて言及し「大谷翔平はその高尚な比較さえも陳腐化させた。大谷が現代初の二刀流スターとして大リーグで成し遂げたことは、ベーブでさえも成し遂げていない」とし、すでに大谷がベーブ氏を超えたとの見解を示している。
続けて「昨オフ、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は球団史上最高額のフリーエージェント契約(9年3億6000万ドル)を結んだ。大谷が最終的にどのような契約を受け取るかという問題は、彼がフィールド上でどのような価値を生み出したかということと関連しているが、それとは少し異なる。どの球団も大谷の本当の市場価値に見合った金額を払えない可能性があるからだ。彼はそれほどの選手であり、唯一無二の存在なのだ」と、大谷を評価した。
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