大谷翔平、今季のア・リーグMVP受賞は揺るぎない? ライバル大躍進でも米メディア「賞を奪うには十分ではない」【海外の反応】
2023/08/22
Getty Images
大谷翔平 最新情報
米メディア『ノーラン・ライティン』は、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手を今季のア・リーグMVPの最有力候補とした上で、ライバルになる可能性があるテキサス・レンジャーズのコーリー・シーガー内野手が、受賞候補として急浮上した理由について分析した。
大谷は6月に月間15本のホームランを放ち、7月にはダブルヘッダーの各試合でメジャー初完封と2打席連続本塁打を放つ活躍を見せたため、2ヶ月連続で月間MVPに輝いている。最近では米公式サイト『MLB.com』が発表するMVP模擬投票で満場一致の1位を獲得しており、大谷が2年ぶりにア・リーグMVPを受賞するとの見方は強くなった。
シーガーはハムストリングの肉離れにより1ヶ月欠場することはあったものの、今季は23本塁打、打率.346、OPS1.071(出塁率.411 + 長打率.660)、74打点、63得点を記録している。
同じような形で2010年にジョシュ・ハミルトン外野手がア・リーグMVPを受賞したことを例に挙げ、シーガーもア・リーグMVPの受賞候補に残っていると伝えた。
その一方で「シーガーの今シーズンの活躍に敬意を表しつつも、彼が大谷を抑えてア・リーグMVPに輝けるほどの地位を築くとは思えない。エンゼルスがまたしてもプレーオフに進出できないという事実があっても、大谷からMVPを奪うには十分ではない」と報じ、依然として大谷のア・リーグMVP受賞は決定的であるとの見解を示した。
【了】