エンゼルスの“戦犯!? 2023年シーズンに長期離脱した6人。期待外れとなった主力選手たち
2023/09/12
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大型補強を敢行し、プレーオフ進出を目指していたロサンゼルス・エンゼルス。しかし、故障者が続出したことで戦力が整わず、チーム成績が低迷。主力6選手をウエーバー公示し、事実上の今季終戦を決断した。ここでは、シーズン中に長期離脱を経験した選手を6人紹介する。
アンソニー・レンドーン
出身:アメリカ合衆国
投打:右投右打
身長/体重:185cm/91kg
生年月日:1990年6月6日
ドラフト:2011年 MLBドラフト1巡目
ロサンゼルス・エンゼルスで幾度となく故障離脱を繰り返しているのが、アンソニー・レンドーンだ。
2011年MLBドラフト1巡目(全体6位)でワシントン・ナショナルズに入団。2013年にメジャーデビューを果たすと、2016年には21本塁打を放つパワーを見せつけた。
同年から4年連続20本塁打以上、2017年から3年連続打率3割を記録。在籍最終年の2019年には打率.319・34本塁打・126打点と圧巻の数字で打点王に輝き、ワールドチャンピオンの原動力となった。
オフには7年総額2億4500万ドルの大型契約でエンゼルスに入団。ナショナルズ時代同様の活躍が期待されていた。
ところが、移籍2年目の2021年から相次ぐけがに見舞われ、規定打席どころか二桁本塁打すら達成できていない。自身も悔しさを露わにしているが、今季も負傷者リスト(IL)入りの期間が長くなっている。
チーム最高年俸の好打者だが、エンゼルスでは不良債権と化しており、厳しい立場に置かれている。