大谷翔平、FA移籍の方針転換!? 靭帯損傷の影響に米メディアが見解「緊急性が高まっている」【海外の反応】
2023/08/30
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大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は、右肘の内側側副靭帯(UCL)の損傷が発覚したことにより、今オフのフリーエージェント(FA)に影響が及ぶ可能性がある。来季は投手としての登板が難しい可能性があることから、各球団は方針転換を迫られている。米メディア『NBCスポーツ』のピーター・マルザノ記者は、シカゴ・カブスは他の選手を優先するべきだと言及した。
大谷の怪我は2018年以来、2度目であり、当時は右肘靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けている。カブスのジェイムソン・タイヨン投手のように、多くの投手が2度のトミー・ジョン手術から復帰しているが、この怪我がフロントオフィスの懸念を高めているのは間違いない。
大谷獲得の有力候補にはカブスもあげられていたが、マルザノ氏はコディ・ベリンジャー外野手との再契約に力を入れるべきだと考えている。ベリンジャーは一塁手としても起用でき、打率も.320前後を維持している重要な選手だ。
マルザノ氏は、大谷を獲得できる資金を持つ球団は限られているが、ベリンジャーを獲得できる球団は数多くあるとし「大谷を追い求めることは、最重要目標であり続けるべきだが、カブスがプレーオフ進出に向けて戦い続ける中で、ベリンジャーを維持する緊急性も高まっている」と言及している。
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