最悪の“大型契約”に…メジャーリーグ、今季不良債権と化している6人。超高額年俸の大物選手たち
2023/10/02
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メジャーリーグの世界では、一流選手の大型契約が度々話題となる。大型契約を結ぶことによって主力選手の流出を防ぐメリットがある一方で、年俸に見合う活躍ができなければ、不良債権と化してしまうデメリットも存在する。そこで今回は、不良債権と化してしまった大物メジャーリーガーを紹介する。(年俸は米データサイト『Spotrac』を参照。1ドル150円で統一した。※2023年10月1日時点)
アンソニー・レンドーン
・今季年俸:3557万1428ドル(約53億3600万円)
・ポジション:内野手
・投打:右投右打
・身長/体重:185㎝/95㎏
・生年月日:1990年6月6日
ロサンゼルス・エンゼルスへの移籍後は、度重なる故障離脱で思うような活躍ができていないアンソニー・レンドーン。チーム最高年俸となっており、文字通り不良債権と化している。
2011年MLBドラフト1巡目(全体6位)でワシントン・ナショナルズに入団。2013年にメジャーデビューを果たすと、翌2014年には21本塁打を放ち、シルバースラッガー賞に輝いた。
2016年からは4年連続で20本塁打以上をマーク。特に2019年は打率.319、34本塁打、126打点と圧巻の成績で打点王を獲得し、ワールドチャンピオンの立役者となった。
同年オフに7年総額2億4500万ドルの大型契約でエンゼルスに移籍。移籍初年度こそまずまずの数字だったが、翌2021年から相次ぐ故障で低迷したシーズンが続いている。
今季も43試合の出場にとどまり、打率.236、2本塁打と寂しい結果に。契約期間も残っているだけに、厳しい立場に置かれている。