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最悪の“大型契約”に…メジャーリーグ、今季不良債権と化している6人。超高額年俸の大物選手たち

2023/10/02

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ジェイコブ・デグロム


・今季年俸:3000万ドル(約45億円)
・ポジション:投手
・投打:右投左打
・身長/体重:193㎝/82㎏
・生年月日:1988年6月19日
 
 サイ・ヤング賞2度の獲得実績を持ち、最強右腕の呼び声も高いジェイコブ・デグロム。大型契約の初年度となる今季は、右肘靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)によって長期離脱を強いられた。
 
 2009年MLBドラフト9巡目(全体272位)でニューヨーク・メッツに入団。2014年にメジャーデビューし、先発ローテーションに定着。同年は22試合登板で9勝6敗、防御率2.69の好成績を残し、ナ・リーグ新人王に輝いた。
 

 
 2018年は10勝9敗ながら、防御率1.70を記録し、サイ・ヤング賞を戴冠。翌2019年も32試合(204回)を投げ、11勝8敗、255奪三振、防御率2.43で最多奪三振に加え、2年連続でサイ・ヤング賞に選出された。
 
 2021年以降は故障に苦しむシーズンが続いたが、2022年オフに5年総額1億8500万ドルの大型契約でテキサス・レンジャーズに移籍。
 
 しかし、移籍初年度の今季は6試合に登板したところで、右肘を痛め戦線離脱。その後、トミー・ジョン手術を敢行し、大型契約1年目から厳しいスタートとなった。

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