最悪の“大型契約”に…メジャーリーグ、今季不良債権と化している6人。超高額年俸の大物選手たち
2023/10/02
Getty Images
スティーブン・ストラスバーグ
・今季年俸:3500万ドル(約52億5000万円)
・ポジション:投手
・投打:右投右打
・身長/体重:196㎝/108㎏
・生年月日:1988年7月20日
2019年にはワールドシリーズ制覇の原動力となったスティーブン・ストラスバーグ。しかし、大型契約の締結以降は故障が相次ぎ、契約期間を残したまま現役引退を決断した。
2009年MLBドラフト1巡目(全体1位)でワシントン・ナショナルズに入団したストラスバーグ。2014年に初タイトルとなる最多奪三振(242個)を獲得すると、同年から6年連続で2桁勝利をマークした。
特に2019年は33試合(209回)を投げ、18勝6敗、防御率3.32と圧巻の数字を残し、最多勝を戴冠。
同年のポストシーズンでは圧倒的な活躍を見せ、ワールドチャンピオンの立役者に。オフには球団史上最高額となる7年総額2億4500万ドルの大型契約を締結した。
しかし、翌2020年以降は度重なる故障に苦しんだ。大型契約以降は4シーズンでわずか7試合の登板にとどまり、契約期間を残したまま今季限りでの現役引退を表明している。