【MLB】ダルビッシュ有、リハビリ順調の要因は修正の必要がない投球フォーム
トミー・ジョン手術からのリハビリを続けるダルビッシュの現状、そして復帰へのプロセスをロイター通信が報じた。
2016/04/01
Getty Images
ダルビッシュ復帰でMLB屈指の1・2番先発投手
2015年シーズンは周囲の予想を覆しての地区優勝を果たしたテキサス・レンジャースだが、地区優勝連覇の可能性はダルビッシュ有の復帰に大きく左右されるかもしれない、と『ロイター通信』のラリー・ファイン記者が報じている。
すでにメジャー打者を打ち取れる状態であると語るほど、リハビリが順調に進んでいるダルビッシュ有。球団側はメジャー復帰を5月半ばと設定しており、チームは慎重にリハビリプランを進めている。
レンジャースはダルビッシュが復帰すれば、昨年フィラデルフィア・フィリーズからのトレードで獲得し、プレーオフ進出に大きく貢献した左腕のコール・ハメルズと二人でメジャー屈指の1・2番手を擁することができると自信を持っているという。
またバニスター監督はメディアに対して、スプリング・トレーニング中にダルビッシュが復帰に向けて準備を進めていくと同時に積極的にチームの輪に加わっていた様子も語っている。キャンプ中は家族も一緒で野球を中心とした生活へ再び移行しているのではないか、とも話している。
“The closer and closer you get back to play, you start integrating yourself back toward the center, You feel that, and I see him in everything we do, drawing himself closer and closer to this team.”
「実戦復帰が少しずつ近づいていくことで、(チームの)中心に溶け込みはじめて いくものだ。それはダルビッシュを見ていればわかる。チームに携わろうという
姿勢が見え、『輪』の中心に戻りつつある」」