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【MLB】マリナーズの海外生まれは岩隈、青木、李ら最多の13人。ヤンキースは田中をはじめ最多の国・地域から集結

MLBの各チームの国・地域別の人数が発表され、アメリカ以外で生まれた選手が約28%だという。

2016/04/11

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18の国と地域の選手がMLBのチームに所属

 MLB機構が4月4日、メジャーリーガーの国・地域別人数を発表した。それによると、各チームの開幕ロースターに、出場停止中や故障者リスト入りしている選手を加えた864人中、アメリカ以外で生まれた選手は238人(27.5%)いて、国と地域は18に及ぶ。海外生まれの人数と割合は最多記録ではないが、国と地域の数は1998年と並んで最も多い(MLB機構がデータの発表を始めた1995年以降)。
 
 チームではマリナーズが、海外生まれの選手を最も多く擁している。その数は13人。ロビンソン・カノーらドミニカンが5人、フェリックス・ヘルナンデスらベネズエランが4人を占める。残る4人は、日本の岩隈久志と青木宣親、韓国の李大浩、キューバのレオニス・マーティンだ。
 
 一方、ヤンキースは最も多くの国と地域から選手が集まっている。アメリカを含めて8つの国と地域は、ロイヤルズ、エンゼルスと並ぶ。ヤンキースには、マイケル・ピネイダら4人のドミニカンを筆頭に、日本の田中将大、プエルトリコのカルロス・ベルトラン、キューバのアロルディス・チャップマン(出場停止中)、オランダのディーディー・グレゴリアス、ベネズエラのロナルド・トーレアイズ、メキシコのルイス・セッサがいる。
 
 彼らの他に、ヤンキースのAAAには韓国のロブ・レフスナイダーとコロンビアのドノバン・ソラーノもいて、2人とも昨シーズンはメジャーでプレーした。ただ、どちらかが開幕ロースターに入っていれば、代わりに同じ控え内野手であるトーレアイズが外れ、国と地域の数は変わらなかったはずだ。ちなみに、レフスナイダーはソウルで生まれ、3歳の時にアメリカ人の養子となった。
 
 レフスナイダーがいなくても、メジャー全体における韓国勢の人数はこれまでの最多から一気に3人増え、計8人として日本勢と肩を並べた。マリナーズだけでなく、レンジャーズとドジャースにも日韓両国の選手が揃っている。

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