【MLB】ドジャース前田、初勝利&初本塁打の衝撃。高校時代の打順や本塁打数を紹介する米メディアも
ドジャース前田健太はMLB初登板で初勝利を飾ったのみならず、2打席目に初本塁打を放った。
2016/04/08
Getty Images
本塁打に衝撃
ドジャースの前田健太が6日(日本時間7日)、敵地ペトコパークでのパドレス戦にメジャー初登板。ファンの期待と不安が入り混じる中、前田は堂々たるピッチングを披露。6回5安打無失点4奪三振無四球と快投。初登板を見事初勝利で飾った。
NPB通算97勝、沢村賞2回の実績を誇る日本を代表する右腕は、メジャーでも通用するとことを、いきなり実証してみせた。
4回の第2打席では、相手先発キャッシュナーのスライダーをレフトスタンドへ初ホームラン。前田の同僚であり、左腕投手のブレッド・アンダーソンは自身のツイッターで『I didn’t teach Kenta Maeda anything he knows about hitting(僕は前田健太にバッティングは教えていない、彼はバッティングを知っている)』とツイートした。
『mlb.com』のケン・ガーニック記者は、エースのクレイトン・カーショウのコメントからサイ・ヤング賞3回の大投手をいかに興奮させたか。前田の偉業がいかに衝撃的であったかを伝えてくる。
“He did everything we thought he could do, and even hit a home run, so that’s tough to match. Watching him hit in batting practice, I knew he had the ability, but I’ve played for eight years and hit one homer, so I’m pretty impressed”
前田は、我々が期待していたことを全てやってのけた。さらにはホームランまで打った。これはすごいことだ。僕は前田のバッティング練習を見ていて、バッティングセンスがあるのは知っていたけど、僕だって8年間で1本ホームランを打っただけ。本当に驚いたよ。
前田のバットがいきなり火を噴いたが、現地のメディアも驚きを隠せない。各メディアは一斉に前田の過去のバッティング記録を調べ始めた。