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【MLB】レッドソックス田澤、開幕から3試合連続登板に「ファレル監督は、起用したいという誘惑を我慢すべき」

開幕から3試合田澤純一は全ての試合に登板している。ここ数年続いている田澤への起用法に地元メディアは警鐘を鳴らしている。

2016/04/09

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Getty Images



ファレル監督の田澤純一への絶大なる信頼感

 ファレル監督の田澤純一に対する信頼度は高く、2013年からの3シーズンで216試合に登板している。レッドソックスは昨シーズンの9月に疲労蓄積を考慮して、シーズン残りの試合では田澤の起用を控えた。2015年シーズンはそれでも61試合に登板し、2勝7敗、防御率4.14だった。

 CBSボストンのジョニー・キャリー記者は、『ファレル監督は田澤を起用したいという誘惑を我慢する必要がある』と題し、特集記事を組んだ。

 シーズンオフにはクレイグ・キンブレルやカーソン・スミスの補強で見て取れるように田澤の起用法を改めるべきという考えがチーム内ではあったのだろうと、キャリー記者は推測している。

 キンブレルを9回、上原を8回、そしてスミスを7回で起用していくことで田澤により休養を与え、シーズンを通しての成績が見込めるはずで、休養機会が増えれば、その分好成績に繋がるはずだと、記事内で指摘している。

 だが周知の通り、スミスはスプリング・トレーニング中に故障で離脱したため、再び7回に田澤が起用されるケースが増えるだろう。それでも「2015年の繰り返しを招きたくなければ、同じ形での起用法は避けるべきだ」と、キャリー記者は警鐘を鳴らす。

 ファレル監督は田澤の起用法については、何も変えるつもりがないことを強調した。

“The ball’s getting out of his hand really well. He’s staying behind his arm, I say that because of his fastball location to the intended areas. The way he’s throwing the ball, there’s nothing to suggest the year-end fatigue that he went through has had any lingering effects.”
「良い形で投球はできている。速球が狙ったコースに決まっているから言うが、しっかり体より後に腕が出ている。田澤の投球をここまで見ていれば、昨シーズン終盤感じていた疲労は長引いて影響しているとは言えないだろう。

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