「先発をやりたい」――Dice-Kこと松坂大輔の来季の働き場は、米国か日本か
松坂大輔は来季どこのユニフォームを着るのだろうか。アメリカの報道によれば、場所よりも先発として勝負できる場所を求めていることがわかる。
2014/11/16
先発に戻りたい。松坂の思い
ESPNニューヨークのアダム・ルービン記者は、メッツからFAとなった松坂大輔投手のソフトバンク入りの可能性についてこう記している。
Daisuke Matsuzaka at the end of the season left open the possibility of returning to Japan, saying his priority is to return to a starting rotation.
松坂はシーズン終了時点では日本に帰る可能性についての明言を避けた。自分にとって大事なのは先発ローテーションに戻れることとコメントするに留めている。
Matsuzaka appears as though he will have a lucrative opportunity to do so. The Pacific League champion Fukuoka Softbank Hawks are planning to offer Matsuzaka a four-year deal to return to his native country, Sports Hochi reports. The offer reportedly would be worth roughly $3.58 million ($400 million yen) annually.
松坂は、そうすれば(日本に帰って先発投手のスポットを得ること)かなりの条件を得られそうだ。スポーツ報知によると、パ・リーグ王者(日本一ともいえるが-訳者注)の福岡ソフトバンク・ホークスは松坂に4年契約をオファーし帰国を促そうとしているらしい。その条件とは、年平均358万ドル(約4億円)に及ぶようだ。
今季、34歳の松坂はメッツで34試合(先発9試合)に登板し、3勝3敗だった。 松坂はレギュラーシーズン最終日にESPNに対し、通訳を介し「先発をやりたいんです」と心情を吐露している。「でも、自分としてはまだそれがアメリカなのか日本なのか深く考えてはいなんです。今の時点で言えるのは先発に戻りたいということだけです」。
先発で働ける場所。それが今の松坂にとっての優先事項のようだ。