大谷翔平、エンゼルス残留にも影響!? 2度目の満票MVPで米メディア「はっきりとさせておきたい」【海外の反応】
2023/11/17
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大谷翔平 最新情報
米大リーグ機構が16日(日本時間17日)、今季のMVPを発表した。ア・リーグにおいては、ロサンゼルス・エンゼルスで活躍した大谷翔平選手が、2度目の満票となる史上初の快挙でMVPを受賞している。この結果を受けて、米メディア『CBSスポーツ』が、将来的にいくつ個人タイトルを獲得するかを予想した。
大谷は2021シーズンに46本塁打を放ってア・リーグMVPを受賞したが、昨季はニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、62本塁打でリーグ新記録を樹立したこともあり、大谷は2年連続のMVP受賞を逃している。それでも今季は投手として10勝、打者としてア・リーグ本塁打王に輝く44本のホームランを放ち、2度目の満場一致でMVPを受賞することになった。
同メディアは、大谷が将来的にいくつ個人タイトルを獲得するかを予想。サイ・ヤング賞については「彼は2度目の手術を受けた。彼のバットがいかに重要であるか、また腕の故障を考えると、投手生命を終える可能性も十分ある。そうならず、大谷が先発ではなくリリーフに回って、指名打者(DH)とクローザーのコンボになる可能性もある。MVP争いにおいてはボーナスポイントがたくさんもらえるだろうが、最近はクローザーがサイ・ヤングを獲得するのはかなり厳しくなっている」とし、サイ・ヤング賞の受賞回数をゼロと予想した。
その一方で、MVPに関しては「ここではっきりさせておきたいのは、大谷はDHだけでも絶対にMVPを受賞できると言うことだ」とし、「彼がより優れた攻撃を持つチームに入り、155試合ほど出場させれば、MVPシーズンとなるだろう」と報じている。優れたチームとしては、ロサンゼルス・ドジャースを挙げ「仮に彼がドジャースと契約し、来年100勝を挙げながら、2023年と基本的に同じ攻撃力を発揮したとしよう。彼がMVPを獲得すると思う」との見解を示している。
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