【MLB】ヤンキース田中、雨天中止で極寒での登板回避。次なる強敵はブルージェイズ強力打線
10日のタイガース戦が悪天候で中止となったことで、田中将大は極寒での中4日登板を避けることができた。しかし、それにより次回は中6日ながらリーグ最強打線のブルージェイズ戦となった。
2016/04/12
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リーグ屈指の打線
ヤンキースの田中将大は、極寒のデトロイトで強打のタイガース打線と中4日での対戦はなくなった。しかし、地元紙『ニューヨーク・ポスト』は、これで田中は別の脅威に立ち向かわねばならなくなったと指摘している。それは、ア・リーグ最強のブルージェイズ打線だ。
Masahiro Tanaka trades sub-freezing temperatures for an indoor facility. Instead of pitching Sunday on four days’ rest, he gets six. And while a rainout allowed the Yankees’ ace to avoid Justin Upton, Miguel Cabrera, Victor Martinez and J.D. Martinez, Tanaka will try to navigate a Blue Jays lineup at Rogers Centre on Tuesday night that might be the best in the AL one through nine.
田中将大は氷点下から解放されて屋内(という環境)を手に入れた。中4日で日曜日に投げるのではなく、中6日となった。ヤンキースのエースは悪天候による中止で、ジャスティン・アップトン、ミゲール・カブレラ、ビクター・マルティネス、J.D.マルティネスとの対戦は避けられた。しかし、田中はロジャース・センターでトップから9番までアリーグ最強かもしれないブルージェイズ打線と対峙しなければならないのだ。
「間隔が空くことで、より疲労が取れるようになります」と田中は通訳を通じ現地メディアに語った。ヤンキースは、故障歴のある田中を気遣い、通常の中4日ではなく長めの登板間隔を与えるように努めているが、荒天によりそれが可能になったのだ。しかし、中6日になったからと言って、昨季アリーグ東地区を制したブルージェイズ打線を抑えるのは容易ではないと指摘している。
ちなみに、ブルージェイズ打線は昨季、得点、OPS、本塁打などほとんどのカテゴリーでリーグ1位だった。そして、そのスタメンのほとんどのメンバーが今季はそのまま残留している。