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【MLB】ドジャース・前田好投もリリーフ陣炎上「ブルペン陣の犠牲となったチーム最初の先発投手」

ロサンゼルス・ドジャースの前田健太が今季公式戦2度目の登板。1点リードでマウンドを降りたが、リリーフ陣が打ち込まれた。

2016/04/13

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1点リードで降板もリリーフ陣が炎上

 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太が、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとの本拠地開幕戦に先発し、6回を5安打無失点4奪三振と好投。自身2度目の登板となったこの日は、満員の地元ファンの前で95球を投げ、1点リードを保ったままマウンドを降りた。

 しかし前田の後に登板したペドロ・バエツが、ニ死走者無しの場面からソロ本塁打を浴びると、続く8回のクリス・ハッチャーも一死走者無しから被弾。9回にはルイス・コールマンがさらに追加点を許し、ドジャースは2-4と逆転負けを喫した。前田に勝敗はつかなかった。

『ESPN』のドジャース担当のダグ・パディーヤ記者は、同メディアのブログにて「“Kenta Maeda strong, but Los Angeles Dodgers’ bullpen fades again(ケンタの好投にも関わらず、ドジャースのブルペンがまたもや失速)”」と題し、前田がリリーフ陣の犠牲に遭ってしまったと報じている。

“Kenta Maeda is the latest Los Angeles Dodgers pitcher to get victimized by the team’s bullpen.”
「前田健太は、チームのブルペン陣の犠牲となってしまったドジャース最初の先発投手だ」

 同氏は、4月8日に敵地で行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦を取り上げ、そこでも中継ぎ陣が踏ん張れず、試合に敗れたと紹介。その日は、ルーキーのロス・ストライプリングが先発し、7回1/3を無安打。2点リードを保ちマウンドを降りたにも関わらず、直後に登板したクリス・ハッチャーが、先頭打者に2ランを浴びて同点に追いつかれると、延長10回にはジョー・ブラントンがソロ本塁打を浴びて、逆転されている。

 10日に行われたジ軍との4戦目では、ド軍打線が初回に5点を奪ったものの、先発のスコット・カズミアーが4回7安打6失点と炎上。その上ブルペン投手が合計3点を許して6-9で敗れており「カズミアーも不調だったが、この日も変わらずブルペンが不安定だった」と、慢性的なリリーフ陣の不調を指摘している。

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