【MLB】ドジャース・前田好投もリリーフ陣炎上「ブルペン陣の犠牲となったチーム最初の先発投手」
ロサンゼルス・ドジャースの前田健太が今季公式戦2度目の登板。1点リードでマウンドを降りたが、リリーフ陣が打ち込まれた。
2016/04/13
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打線や先発が良かったとしても……
最もこの日は4回を除く毎イニングで、安打を出したにもかかわらず、得点できたのは2回、9回のみ。それも、AJエリスのスクイズとヤスマニ・グランダールの犠打だったことを挙げて、ブルペン陣同様、打線にもこの日の敗北の原因があると記事内では分析している。
前田に関しては、メジャー2試合に登板し、すでにその存在感を知らしめていると評価。さらにこの試合は、野手陣の好プレーが前田を助けた。
“Two starts into his Dodgers career and Maeda is making life difficult on the National League West. And he is getting some defense behind him as well.”
「ドジャースに入団して、まだ2試合しか登板していない前田だが、ナ・リーグ西地区の他チームはすでに苦しい想いをしている。そして前田の背後には、優れた野手にも恵まれている」
6回にダ軍のジェイク・ラムが放ったライナーを、右翼のヤシェル・プイグから三塁のジャスティン・ターナー、そして捕手のエリスへとリレーして、本塁でウェリントン・カスティーヨを仕留めた。
それでも、このような守備陣や先発、打線がどれだけ良い結果を残したとしても、中継ぎ陣が今の状態のままではチームは勝ちぬけないとダグ・パディーヤ記者は警鐘を鳴らす。『ブルペン陣には、(危険を知らせる)レッドフラッグが高々と掲げられている』として、記事を締めくくった。