大谷翔平のFA争奪戦の行方は? 米メディアはお手上げ「見極めるのは不可能に近い」【海外の反応】
2023/11/30
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大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスからフリーエージェント(FA)になった大谷翔平選手は他球団との交渉を進めているが、厳重な情報統制を敷いたことで、具体的な情報は一切漏れていない。そのため、米メディア『フォックススポーツ』が、過去の事例をもとに同選手が求めるものを分析している。
大谷がメジャー挑戦を始めた2017年の時も、エンゼルスを含め複数の球団による争奪戦になっていた。そして、決着も早く、12月1日に正式に公示された後、4日には最終候補が7球団に絞られ、8日にはエンゼルスとの合意が発表されている。当初、ニューヨーク・ヤンキースが移籍先の最有力候補に挙げられていたが、最終候補に残ることなく早々に争奪戦から脱落していた。
それらを踏まえ、同メディアは「大谷がお金のことは気にしていないと考えるのはあまりにも単純すぎる。 6年前にも起こったことだが、同じ選択をするプロアスリートはそう多くない。今回、彼は記録的な金額を受け取ることになりそうだ」とし、巨額の契約を結ぶのは必然との見解を示している。ただし「最高額入札者がオークションに勝つための鍵ではない」と、契約金の多さは重要では無いとした。
最後に「大谷が何を求めているのかを見極めるのは不可能に近い。彼の好みや動機を突き止めようとするのは、まるで幻覚作用のあるダーツゲームのようだ。我々も本当に何も知らない。野球関係者の多くもそうだ。大谷は難問に包まれた謎である。真実は時間が解決してくれるだろう。我々にできることは、待つことと推測することだけだ」と結論づけている。
【了】