大谷翔平、エンゼルス退団でも解体しない!? 米メディアが予想「リーグワーストの布陣になる」【海外の反応】
2023/12/04
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大谷翔平 最新情報
フリーエージェント(FA)になった大谷翔平選手は、ロサンゼルス・エンゼルスを含めて複数の球団と交渉を行なっている。米メディア『ヘイローハングアウト』は、同選手が退団した場合を想定し、エンゼルスは攻撃を強化する必要性があると主張した。
大谷は投手としてだけでなく、打者としても活躍する二刀流選手だ。特に打者としては2021シーズンに46本塁打、今季は44本塁打を放っており、打撃面でチームに大きく貢献している。投手としても10勝を飾っているが、今季終盤に右肘靭帯を損傷。来季は登板不可能になった。大谷が移籍すれば、エンゼルスは二人分の戦力を失うとも言えるため、補強は必要だろう。
同メディアは、エンゼルスが今季のア・リーグ西地区で4位に終わった理由を分析し「エンゼルスは231本塁打でメジャー5位と、パワー部門ではエリート・チームの仲間入りを果たした。ワールドシリーズ・チャンピオンのテキサス・レンジャーズより2本少なかった。これだけのパワーを持ちながら得点ランキング16位ということは、エンゼルスは小さなことが足りなかったということだ。エンゼルスが本当に苦しんだのは、得点圏に走者を置いたときの打撃不振である」と指摘している。
そして、同メディアは「大谷退団なら、エンゼルスは攻撃力向上に積極的に取り組むべき」と主張し、コディ・ベリンジャー外野手と契約することを勧めた。もし、何も行動を起こさなければ「大谷がいたときは平均的な布陣だったのが、大谷がいなければリーグワーストの布陣になるのは確実だ。これは紛れもない事実」との見解を示している。
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