大谷翔平がオファーを断った原因は? 球団OBが見解「野球は二の次だ」【海外の反応】
2023/12/17
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大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約997億円)の契約を結んだ大谷翔平選手だが、サンフランシスコ・ジャイアンツも同額のオファーを提示していたとの情報が伝えられている。最終的にジャイアンツ行きを選択しなかったのは、都市特有の問題が影響している可能性があると、現役時代にジャイアンツで活躍したバスター・ポージー氏が見解を示した。米メディア『フォックスニュース』が報じている。
大谷の移籍先が決まる直前まで、野球界ではトロント・ブルージェイズと契約するとの見方が強まっていた。しかし、ブルージェイズと同じ水準のオファーを出したドジャースが争奪戦を制している。そして、最近ではブルージェイズやドジャースの他に、ジャイアンツも同等の金額のオファーを提示していたことが明らかになった。
大谷がどのような理由でジャイアンツを選ばなかったのかは不明だが、交渉に同席したポージーは「僕が注目すべきと思うことは、残念ながら選手や選手の奥さんたちからもよく聞いているが、街の状態、犯罪、ドラッグに関して、都市自体に少し不安があるということだ。それが全て公平かどうかは別として、現実としてそれはある。野球に限らず、もどかしいサイクルだと思う。野球は人生で重要なことに比べれば二の次だ。しかし、フリーエージェントの追求に関しては、それが物事に影響を与えるということを僕は見てきた」と語り、都市のドラッグ蔓延による治安の悪化が選手の意思決定に影響することを示唆している。
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