大谷翔平、後払い契約のせいでヒールに!? 米司会者が危惧「自分を悪役に変えようとしている」【海外の反応】
2023/12/16
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大谷翔平 最新情報
大谷翔平選手はロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約995億5000万円)というメジャー史上最高額の契約を結んだが、97%に当たる6億8000万ドル(約967億1000万円)が後払いになることで物議を醸している。米メディア『フォックススポーツラジオ』で司会を務めるロブ・パーカー氏が、ヒーローから悪役になることを危惧した。
二刀流の大谷は2021シーズンに46本塁打を放ってア・リーグMVPに輝き、今季は44本のホームランでア・リーグ本塁打王に輝いている。メジャー史上初となる2度目の満場一致でア・リーグMVPを受賞するなど、これまで話題を独占するような活躍を見せてきた。野球の神様と称されるベーブ・ルース氏と比較されたこともある。
しかし、今回の後払い契約には批判的なコメントも相次いだ。パーカー氏は「翔平が気をつけなければならないのは、次の点だ。彼は、人々が夢中になり、尊敬し、称賛し、感嘆するような選手でなければならない。ドジャースが大谷と契約した直後、ドジャースのシーズンチケット価格が倍増したという記事を見たが、彼はレブロン・ジェームズ2.0のように見える。レブロン・ジェームズはスーパーチームを作り上げたが、それは他の人々が行ってきたのとは違う方法だった。大谷は今、野球のヒーローであり、私たちが飽きることのないユニコーンである自分を、悪役に変えようとしている。ドジャースは大谷と結んだ契約の内容により、財政的に大谷に加えて2、3人の先発投手を獲得することができる。もし、ドジャースがこれを成功させ、山本由伸とタイラー・グラスノーを獲得すれば、大谷はメジャーリーグでナンバーワンの悪役になるはずだ」と語り、批判の的になることを危惧している。
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