大谷翔平、ほぼ後払いだから7億ドルになった!? 米メディアが考察「手にすることは出来なかった」【海外の反応】
2023/12/17
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大谷翔平 最新情報
大谷翔平選手はロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約995億5000万円)というメジャー史上最高額の契約を結んだ。しかし、大半は後払いとなっている。米メディア『パッションMLB』のシャルル=アレクシス・ブリズボワ記者は、この後払い契約が実現しなければ、これほどの契約金を手にすることは出来なかったとの見解を示している。
オフシーズンに入る前から大谷の去就が注目され、契約金は5億ドル(約711億1000万円)以上になるとの見方が強かった。しかし、右肘靱帯損傷で来季の登板が不可能になったことで、5億ドル以下になるとの見方が増えることになる。しかし、蓋を開けると、誰もが予想しなかった7億ドルという巨額契約で大谷の争奪戦は幕を閉じた。
この7億ドルのオファーを提示したのはドジャースとサンフランシスコ・ジャイアンツで、トロント・ブルージェイズも同水準だったとされる。最終的にドジャースが大谷の争奪戦を制したが、ブリズボワ記者は「私はこの話においてドジャースが利得者であるということには同意しない」とし、「ドジャースは今後20年間に渡る大きな約束をしたため、いずれにしても最終的には大金を払うことになる」と伝えている。
そして、大谷に対しても言及し「まず第一に、大谷はこのような仕組みを誰に対しても提案した。それがなければ、彼は7億ドルを手にすることは出来なかっただろう。契約の正味現在価値は、実際には4億6000万ドル(約654億9000万円)である。大谷はフィールドで勝つために(きっと税金も少なくするために)このような契約を求めたのであり、それは彼の功績である」との見解を示した。
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