大谷翔平、ほぼ後払い契約が魅力的? 米メディアが見解「年間200万ドルしか稼げないが…」【海外の反応】
2023/12/18
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大谷翔平 最新情報
大谷翔平選手はロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約995億5000万円)というメジャー史上最高額の契約を結んだが、その大半の契約金が支払われるのは契約満了後だ。ドジャースにとっては、ぜいたく税を回避できるメリットがあるが、大谷にとっても利点はあると、米メディア『CNN』が報じている。
総額7億ドルのうち、97%に当たる6億8000万ドル(約967億1000万円)は後払いとなり、今後10年間の年俸は200万ドル(約2億9000万円)になる予定だ。まず、ドジャース側のメリットとしては、二刀流の大谷だけに大金を投じる必要がなくなり、他のスター選手を誘惑する魅力的なオファーを提示可能となる。これは強いチームを求める大谷にとっても利点があり、ドジャースが強力な選手を獲得することで、勝つチャンスを高めることができる。
さらに、同メディアは、大谷にとって魅力的な要素として、税負担軽減を挙げた。同メディアは「所得税率が非常に高いカリフォルニア州でホームゲームをしながら、大谷は年間200万ドルしか稼げないが、後払いで大谷が6億8000万ドルの契約金を手にする時、大谷はより税負担の軽い州、あるいは所得税のないフロリダのような州、あるいは日本で自由に暮らすことができるだろう」との見解を示している。
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