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【MLB】3試合連続QSの前田はグレインキーを忘れさせる存在。「ドジャースは出来高の支払いを喜んで受け入れる」

前田健太は17日のジャイアンツ戦で3連続のクオリティ・スタートで2勝目を挙げた。契約時は「先発4、5番手」との評価が一般的だったが、いまや地元メディアも「カーショウに次ぐ存在」と絶賛している。

2016/04/19

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全米に知れ渡った前田の存在

 ドジャースの前田健太は、今季3度目の登板となる現地時間17日のジャイアンツ戦で、またしても素晴らしい投球を披露した。デビューからの連続イニングス無失点記録こそストップしたが、7回1失点の堂々の投球で、見事2勝目を挙げた。

 前田に対しては、契約直後は「せいぜい先発4、5番手クラス」とのやや厳しい評価もあったが、『ESPN』のロサンゼルス支局は、「いまやエースのクレイトン・カーショウに次ぐ存在」と賛辞を惜しまない。

Nobody would dare compare Kenta Maeda to Zack Greinke at this point of Maeda’s career, but the rookie right-hander for the Los Angeles Dodgers has certainly provided a solid impersonation so far.
この時点では、だれも前田健太をザック・グレインキーと比較しようとは思わないだろう。しかし、このドジャースのルーキー右腕は、ここまで確かにその代役を果たしている。

 グレインキーは昨季1.66という驚異的な防御率を記録し2度目のタイトルを獲得した右腕投手だ。このカーショウと並ぶ先発の柱は、オフにFAとなり年平均額では史上最高の3442万ドルとなる6年総額2億650万ドルという空前の条件で、同地区のライバルのダイヤモンドバックスと契約した。

 全国放送された17日の試合で、前田はデビュー戦から3試合連続のクオリティ・スタートを演じた。3回にジョー・パニックに本塁打を許し初の失点となったが、それでも防御率は0.47だ。国土が広く最大で3時間の時差があるアメリカでは、テレビ中継は原則としてローカル放送だが一部全国放送もある。この日の快投で、”Kenta Maeda”の名前は全米のファンに強く印象付けられたはずだ。

 記事では前田のコメントも紹介している。

“I’m happy with the way things are turning out,” Maeda said through an interpreter. “It’s only been three starts. There’s a long way to go.”
「ここまでの結果には満足しています」と、前田は通訳を介して語った。「でも、まだ3試合です。この先は長いですからね」

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