大谷翔平、後払い契約に潜むリスクとは!? 米メディアが懸念「約束された金額は…」【海外の反応】
2023/12/19
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大谷翔平 最新情報
大谷翔平選手はロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約998億8000万円)の契約を結んだが、そのうちの97%は契約満了後に10年間に渡って支払われる予定となっている。20年がかりの契約となるが、それ故に大きなリスクを伴っているようだ。米メディア『フロリダ・デイリー・ポスト』が懸念している。
大谷が来季から2033年まで受け取る年俸は200万ドル(約2億9000万円)で、契約満了後から大谷が50歳近くになる2043年まで、残りの6億8000万ドル(約970億2000万円)が後払いで支払われる予定だ。引退後の生活が保障されたようにも思えるが、同メディアは「後払いで約束された金額は、手元にある金額とは決して同じではない」と警告している。
リスクの一つとして、現役時代にプロアイスホッケー選手として活躍したマリオ・レミュー氏の例を挙げ「1990年代にピッツバーグ・ペンギンズが財政難に陥り、ホッケー界のレジェンドに繰延契約で支払うべき金を払えなくなったとき、約2600万ドルの損失を被った。ただし、その後の物事はうまくいき、繰り延べされていた年俸を株式に換え、バークルと組んでチームを破産から脱却させた。最終的に株式の一部を売って大金を手にしたが、20年が経過すると財政状況は変わりうることを思い知らされた」と伝えている。
そして、ドジャースについては「2023年のドジャースは、確かにファンを魅了するジャガーノートだったが、それが2043年まで長い間続くとは限らない。実際、ドジャースは前オーナーのフランク・マッコートの下で破産法の適用を申請してから12年しか経っていない」と報じ、状況次第で大谷の後払い契約に狂いが生じる可能性があることを懸念している。
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