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大谷翔平、ほぼ後払い契約のデメリット!? 米メディアが示唆「避ける方法を見つけるだろう」【海外の反応】

2023/12/20

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ロサンゼルス・ドジャースに入団した大谷翔平

大谷翔平 最新情報

 今オフ最注目のフリーエージェント(FA)であった大谷翔平選手は、ロサンゼルス・ドジャースと10年7億ドル(約1015億円)の歴史的な契約を結んだ。その契約金は大半が後払いとなる契約であり、今後の大谷の納税額に影響を及ぼす。米メディア『リーズン』のエリック・ボエム記者が言及した。

 

 
 大谷は今後10年間で毎年200万ドル(約2.9億円)を受け取る。残りの年俸6,800万ドル(約98.6億円)は10年間繰り延べられ、ドジャースは2034年から支払う義務を負う。そこで大谷は、後払いを受ける年からカリフォルニア州以外に住むと年俸ではなく定額年金として受け取ることができ、9800万ドル(約142.1億円)もの州税を節税できる。
 

 
 カリフォルニア州は全米で最も州税が高いため、ドジャースでプレーしてロサンゼルスに住む限りは高額な税金を納めなくてはならない。さらに、大谷が2033年に居住地を変更した場合の節税額は、2021年の下位178万人分に相当する試算だ。
 
 この状況にボエム氏は「カリフォルニア州が富裕層に法外な税率で課税するならば、彼らはカリフォルニア州で稼ぐことを避ける方法を見つけるだろう」と示唆している。
 

 

 
【了】



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