大谷翔平、ほぼ後払い契約の効果は? 米メディアが見解「保証するわけではないが…」【海外の反応】
2024/01/06
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大谷翔平 最新情報
大谷翔平選手はロサンゼルス・ドジャースと後払い契約を伴う10年契約を結んだ。それにより、今オフのドジャースは他の大物フリーエージェント(FA)を獲得することが可能になった。積極的な大型補強によって、ワールドシリーズ優勝の可能性が高まったと、米メディア『ベースボール・アメリカ』が報じている。
大谷のドジャース加入が発表された12月11日(日本時間12日)から、1週間も経たないうちにドジャースは2対2のトレードで、タイラー・グラスノー投手とマニュエル・マーゴット外野手を獲得。さらに、オリックス・バファローズからポスティング公示された山本由伸投手もチームに加えたが、まだ大型補強を続ける可能性はある。
これだけの積極補強を可能にしたのは、大谷が10年総額7億ドル(約1003億円)のうち、97%に当たる6億8000万ドル(約974億4000万円)を契約満了後の後払いにしたことにある。それを踏まえ、同メディアは「支出は重要ではないと言うのは間違いだ。ワールドシリーズで優勝するチームはほとんどの場合、野球界で最大の支出を行っている」と、過去のデータをもとに分析し「お金を使うことが優勝を保証するわけではないが、優勝するチームはほとんどいつもお金を使う」と結論づけている。
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