【MLB】ドジャース前田は「Maeken」、イチローは「Wizard」。ユニークなメジャーリーガーのニックネーム
メジャーリーグの情報を取り扱うウェブサイトの中には選手のニックネームを紹介しているものもある。
2016/04/18
Getty Images
過去には松井、松坂にもネックネーム
また、ベースボール・リファレンスとmlb.comの前田健太のページには「Maeken」とある。そう、「マエケン」だ。日本で呼ばれていたニックネームが、もう紹介されている。掲載が早かったのはmlb.comで、デビュー直前か直後ではなかっただろうか。mlb.comはラストネームの発音「MAH-eh-da」も載せている。
マエケンとは順序が逆になるが、ファーストネームとラストネームの最初の一部をくっつけたニックネームを持つメジャーリーガーは少なくない。昨シーズンはマリナーズでプレーし、現在はレイズにいるローガン・モリソン(Logan Morrison)のニックネームは「LoMo(ロモ)」だ。「Cargo(カーゴ)」のニックネームは、ロッキーズのカルロス・ゴンザレス(Carlos Gonzalez)とアストロズのカルロス・ゴメス(Carlos Gomez)が共有している。
このパターンでは、ハワード・ジョンソン(Howard Johnson)の「HoJo(ホージョー)」が有名だ。彼は1980~90年代のメッツで活躍した三塁手で、1991年には本塁打と打点の二冠を獲得している。A-Rodと同じく、名前よりも「HoJo」と呼ばれ、記事でもそう表記されることが多い。
日本人メジャーリーガーのニックネームで最も浸透しているのは、松井秀喜の「Godzilla(ゴジラ)」や松坂大輔の「Dice-K(ダイス・ケー)」もさることながら、野茂英雄の「Tornado(トルネード)」だろう。それらに続き、前田のニックネームも広く知れ渡るようになるだろうか。日本語の「絵文字」が英語の「Emoji」として定着したように、「マエケン」も「Maeken」として。そうなってほしいものだ。