大谷翔平、ほぼ後払い契約への賛否は…米メディアが示唆「どんなことでもする」【海外の反応】
2024/01/21
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大谷翔平 最新情報
大谷翔平選手はロサンゼルス・ドジャースと10年7億ドル(約1036億円)の契約を結び、注目を集めている。しかし、契約金の約97%が後払いとなる契約だと判明し、さまざまな声が上がっている。米メディア『セレブリティネットワース』のジョイ・ヘルド記者が、後払い契約について言及した。
大谷が契約終了後もカリフォルニア州に住んでいた場合、2034年から2043年の間に受け取る6800万ドル(約100億円)について、13.3%の州所得税を支払うことになる。もしカリフォルニアから引っ越せば税金の支払いを免れることが可能だ。この抜け道について、カリフォルニア州のマリア・コーエン会計監査官は、議会に介入するよう要請した。
実際、来季の年俸200万ドルで、大谷は26万1600ドル(約3900万円)の州所得税を支払うことになる。もし繰り延べがまったくなかった場合、大谷は毎シーズン1024万4000ドル(約15.2億円)を支払うことになり、その差は1シーズンあたり976万3000ドル(約14.8億円)に達する。
この状況についてヘルド氏は「大谷は契約終了後すぐにカリフォルニアを離れる意向を示していないし、この抜け道を利用するとも言っていない。しかし、その可能性があるという事実は、州にとっては憂慮すべきことであり、彼の歴史的な契約から得られる金を最大化するためなら、どんなことでもするつもりだ」と言及した。
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