大谷翔平、後払い契約に新たな問題点? 米メディアが懸念「国民の信頼を危うくする」【海外の反応】
2024/02/02
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大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1031億円)の超大型契約を結んだ大谷翔平選手だが、そのうちの97%に当たる6億8000万ドル(約1002億円)を後払いとした。そのため、契約満了後に移住した場合はカリフォルニア州から資金が流出することに繋がると、米メディア『ザ・ハイライダー』が懸念している。
ドジャースとの契約期間中である10年間、大谷は年俸200万ドル(約3億円)を受け取る予定だ。そして、10年後の2034年から2043年まで残りの契約金である年俸6800万ドル(約100億円)が支払われる。将来的に収税の低い州に移住することも予想されるため、これまではカリフォルニア州の税収が減ることが問題視されていた。
同メディアは、それとは別の問題として「大谷のような高額所得者がカリフォルニア州で稼いでいるため、州からお金が持ち出され、再循環されない状況になる。これは、必要不可欠なサービスに潜在的な負担をもたらし、州の改革のための投資能力を妨げる」と指摘。続けて「大谷が繰延報酬制度を利用することで、合法的に税負担を軽減できるだけでなく、この制度が富裕層のみを利するものであることを示すことにもなる。これは不公平な雰囲気を作り出すだけでなく、税制に対する国民の信頼を危うくする。このような抜け穴に取り組み、すべての住民に公平で累進的な税負担を保証するために、連邦政府と州政府の両方で税制改革を行う必要がある」と訴えた。
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