大谷翔平、後払い契約に批判が止まらない…米メディアが警鐘「特に問題である」【海外の反応】
2024/02/03
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大谷翔平 最新情報
大谷翔平選手はロサンゼルス・ドジャースと10年7億ドル(約1032億円)の歴史的契約を結んだが、その大半が後払いとなっていることに様々な声があがっている。米メディア『カウンターパンチ』のリック・バウム記者は、巨額の富を築くことに対して言及した。
大谷の契約はMLB史上最高額だが、世界一の富豪であるイーロン・マスク氏と比べると足元にも及ばない。マスク氏の2023年時点の資産は2290億ドル(約33.8兆円)であり、大谷が年俸7000万ドル(約103億円)稼いでも、3200年以上野球を続けなくてはならない計算だ。
一方でカリフォルニア州フリーモントにあるテスラ工場で働くと、大谷の年俸と同額を稼ぐのに745年以上働く必要がある。なお、2023年に増えたマスクの富と同じ920億ドル(約13.5兆円)を稼ぐには、その労働者は97万9600年以上働かなければならない。
この状況にバウム氏は「億万長者たちが巨万の富を築くことを許されているのは、世界中の何百万という人々が食料、適切な住居、医療、教育を受けられず、深刻な環境問題に耐えなければならないことを考えると特に問題である」と言及した。
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